日本最古 オリーブの原木

100年もの間、実り続ける日本最古のオリーブ

1917年小豆島オリーブ園は、この西村の地にオリーブを植樹しました。以来、樹齢100年になろうかという産業用として日本最古のオリーブの原木とその森は、現在でもたわわに実をつけ、私たちに豊かなオリーブの恵みを与えてくれています。

日本のオリーブの歴史

日本のオリーブの樹の伝来は、1862年及び1867年に、医師林洞海がフランスから輸入した苗木を横須賀に植えたのが最初とされています。

明治になってからは、1879年に再びフランスから苗木が輸入され、勧農局三田育種場及び、神戸の同場付属植物園に植えられました。その後、神戸の付属植物園は、神戸オリーブ園と改称されて農商務省直轄となり、1882年には果実が収穫、我が国で初めてオリーブオイルの採取及びテーブルスリーブス加工が行われました。
しかし、いずれも長続きはしませんでした。

小豆島で始まったオリーブの試験栽培

1908年、香川県は、農商務省指定のオリーブ栽培試験の委託を受け、この地「西村」にオリーブの試験園を設置しました。1917年には、県より試験用として初めて、オリーブが配布されました。この時、1220本のオリーブの樹が小豆島に渡り、そのうちの1本が小豆島オリーブ園の原木となりました。その後、地元の人々の助けもあり、官民一体の努力で果実を収穫するまでになりました。こうして、小豆島は日本で初めての産業用オリーブ発祥の地となったのです。

また、1919年には、オリーブ園の前身である「シマムラオリーブ園」が開園。当時、和歌山で化粧品会社を営んでいた、島村富次郎氏が国産オリーブで安全な化粧品をつくれないかと考案したのがきっかけでした。

これからの100年もオリーブとともに

もっと日本人にオリーブ自体の良さを体感してもらいたい、
オリーブを愛する人がひとりでも増えてほしい。
それが、オリーブを広めた起源に関わる私たちの願いであると同時に、
使命だと捉えています。

1973年、その使命を体現するために、オリーブをただ生産するのではなく、
「観光農園」として皆様に楽しんでいただける小豆島オリーブ園をスタートさせることになりました。

現在では、樹齢100年のオリーブの原木の森や、イサム・ノグチの遊具彫刻など、
五感を使って楽しめる観光農園となっております。
そして、これからの100年も、私たちはオリーブとともに生き、
その感謝を心から伝えていきます。